研究熱心

前回の更新からだいぶ月日が経ちました。

そう、お母ちゃんは4月より職場異動となり

5月病、まではいきませんでしたが

毎日疲れ果てておりました。

新しい環境に適応するのには

子どもも大人も時間がかかるものですね。

 

さてさて我が家の息子。

朝から鏡の前で自分とにらめっこ。

手には軍配。

自分の立ち姿をチェックしています。

(このとき既に登園10分前)

そして「お母ちゃ〜ん!

伊之助さんと玉治郎(なぜか呼び捨て)は

立ち方が違うんだよ!」

と、その違いを力説。

どちらかは足を前に出していて

どちらかは出してないのだとか。

 

そういえば

七五三の着物を着せたら

すぐに軍配を持ってきて

「待ったなしっ!はっけよ〜い!!」

と始めた我が家の5歳。

 

研究は今日も続きます。

 

大好きなひとは

北勝富士関。

(以下敬称略)

 

気づいたら北勝富士を応援していた息子。

一番かっこいいのだそうです。

(最初に理由を聞いたときは、

「顔がかわいい」と言ってたような。

イルカを見て「ほくちゃん」と言っていたような。)

 

とにかく彼の取組になると、

「ほくちゃん!ほくちゃん!」と

オリジナルの呼称で親しみいっぱいの大声援。

勝ったら大喜び、

負けると布団の上で突っ伏して

お母ちゃんと口を聞けないこともしばしば。

塩をまいたり体を叩いたりする動作も

細かいところまでよく見て真似しています。

 

昨年秋ころ、息子の中で

「誰かに手紙を書く」

というのが流行っていました。

そして、北勝富士の絵を描いて

ご本人へ送ったことがあるのです。

 

「ほくちゃん、あの絵見てくれたかなぁ?」

 

そんなある日、次場所の番付表が届きました。

アオイの絵が無事に届いたこと、

(相撲部屋ってホントに届くの??半信半疑だった私。。)

そして番付表を送って下さったことに感激した私たち。

 

その後の巡業ではお話することも叶い

(緊張しまくりの私と息子…)

息子と写真まで撮っていただきました。

とっても優しい方でした。

 

相撲好きな息子のために、

Twitterのアカウントまで作った私。

後援会入会のツイートを一緒に読むと

「行きたい!」(?) という

「よく分からないけど楽しそう!!」

みたいな返事が返ってきたため、

入会にはお金がかかることや

そのお金で息子の欲しがっているおもちゃが

いくつも買えることを話しました。

しかし理解できてるのか何なのか

「入会」の一点張りで、

晴れて後援会員となった息子。

(おもちゃは我慢。)

後援会費って、一番入会しやすいものでも

私には大きい額です。

でも、

シャイな息子が相撲を通じて積極的に

友達と関われるようになったという成長を思うと

その会費も惜しくはありません。

(息子のお年玉だけど。)

 

 

自分の憧れる人がいること。

憧れの人に抱っこしてもらったこと。

これらは息子の心の支えとなり、

いろんな活動への意欲へとつながっているなぁと

母の目にはよく分かります。

 

相撲と北勝富士関には感謝でいっぱいのお母ちゃん。

(/ _ ; )

  

さて。

最近の息子の不安は

5月場所の北勝富士の番付。

小結から落ちてしまうのではないかと、

「いやだいやだ」と泣きそうな顔で言ってますが、

どうやら明日は番付発表なのだとか。

母子共々、引き続き全力で応援します!

 

 

平成も終わるね。

人生のほとんどを平成に生きた私。

令和で迎える5月場所、とても楽しみです!

お母ちゃんとの布団相撲

初めて巡業を観てからというもの

息子はすぐに相撲にハマり

四股を踏み始めたり

横綱土俵入りの真似をし始めたり

髪を結ってとおねだりし始めたりしました。

そして。

布団の上では毎晩毎晩

お母ちゃんとの10回戦が始まりました。

 

鶴竜やる!」

「じゃあお母ちゃんは〜…朝乃山!」

 

こんな感じでまず誰になるかを決めます。

ここから取組までの、長いこと長いこと。

まず蹲踞(そんきょ)、四股踏み、

塩まき、気合い入れ、等々を行う。

調子がいいと呼出しさんまでやっている。

(ひが〜ぁし〜〜〜、ていう人)

(このへんでもうお母ちゃんはめんどくさくなっているのだよ)

そしてズボンから出ているひもを

息子の言葉でパラパラ(さがり: まわしにつけてるパラパラしたもの)

に見立てて一本ずつ左右に分け、(細かいやつ^^;)

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「はっけよ〜〜〜い。。。」

 

、、、アレ??

 

取組が全然始まりません。

この息子さん。片手は布団についているのですが、

もう片方は空中で揺らしています。(お相撲さんのように)

ぱっぱと10回戦して早く寝たい私にとっては

じれったくてしょうがない上に

一連の流れが10回も続くので

だんだんイライラもしてきます。

 

その上たまに「同体〜!」とか言って

物言いで審判団が出てきたりもします。

↓ ある日の審判団(我が家の場合)。

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勝敗が決まると、負けた方が行司となり

買った方は懸賞金を受け取って礼をして退場。

 

あ〜ほんと疲れます。

しかし日々の積み重ねの甲斐あって

布団相撲でも確実に力をつけてきた息子。

場所中は朝からabemaTVで相撲観戦しているせいか

技や身のこなしも何となくそれっぽくなってきたり。

行司さんと呼出しさんの真似もセンスあるんだよなぁ。

 

ちなみにこの布団相撲。かれこれ1年以上続いていて

今では入眠儀式のようなものになっております。

 

好きこそ物の上手なれ。

 

(観察する力とそれを詳細に表現するこだわり。

相撲を通じていろんな力を得ているように感じます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本物志向

わが家には

たくさんの相撲グッズがあります。

いただいたものや購入したもの

息子が作ったもの描いたもの…等々。

 

これはその中の1つ。

どでん。

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息子と両国に行ったときに買ったものです。

なんかついてます。

 

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。。。

 

何だか分かりますか?

 

 

紙で作って貼ってあげたテーピング、です。

 

こんなところからも息子の相撲愛を感じる

かあちゃんであります。

 

七五三の写真を今日ようやく撮りに行けた、

何かとギリギリのおかあちゃんでもあります。

(ほんとは去年の11月)

6歳になる前に撮れて本当によかった。。

 

 

 

 

 

理事会って…?

幼稚園の先生から聞いた話です。

 

先日、先生たちが何やら準備をしていたとのこと。

息子が「先生〜、何してるの?」と尋ねると

先生が「理事会の準備をしてるんだよ。」と

答えたそうです。

 

息子はびっくりしました。

 

「えっ!!八角理事長も来るの!!!」

・・・(°▽°)

 

きみは八角理事長まで知っていたのだね。。

 

息子と相撲との出会い②

さてさて巡業当日。

 

大相撲観戦は私も初めてでした。

会場で配られた冊子を見て

「お相撲さんて、こんなにたくさんいるの~」

と思ったくらい、相撲に関して無知でした。

ぶつかる音や声、全てが新鮮で驚きでした。

人気の方が出てくると拍手喝采で会場が沸くんですが

そういう盛り上がりにも全くついていけず

一見さん的な孤立感をほんの少し味わったりもしました。

(もちろんとっても楽しみました!)

 

息子はというと。。

 

無言で見入ってました。

ああやって世界に入り込んでいるときって

私が話しかけたら息子が今感じている世界が

壊れてしまうような気がして何も言わなかったけれど、

 

何をどう感じていたのかなぁ。。

 

でもきっと

余計な情報の少ないこの幼児期に本物に触れる体験は

彼の心を豊かにしてくれることでしょう。

肌で感じる力はずば抜けてるかもしれないね。子どもたちは。

 

 

で。

帰ってから始まりました。

恐竜から相撲になりました。

 

「お母ちゃん、このお相撲さんの名前は?」

「部屋って何?」(おかーちゃんもよく知らんのだよ。。)

記載されているお相撲さんの名前を覚えきるまで

何日も何日も続きました。

行司さんのページまで全て知りたがりました。

おかげで私は、四股名から出身地から誕生日まで

やたらと詳しくなりました。

 

それから、取り組みの写真を母にググらせ吟味し

「お母ちゃん、これ描いて。」

も始まりました。

(恐竜のときと追求方法は変わらない。)

(当時書いたもの、そのうち載せまする。)

 

 

ところで。

大相撲にハマり始めたこのころ。

一番最初に好きになった関取の方は誰だと思いますか?

 

【ヒント】

巡業で配られた冊子の写真で唯一

「このお相撲さん笑ってる~!」

と、息子大喜びで大好きになりました。

笑顔で撮影に臨んだわけではないと思うのですがね~。

息子と相撲との出会い①

それまでね、息子は恐竜が大好きだったのです。

いろんな種類から時代まで知りたいことづくしで

同じような図鑑ばっかり欲しがって。

その上、図書館でも同じ図鑑を借りてきて。

(これについてはそのうち別記しよう)

 

恐竜の絵を描いてというお願いもあり、

私は何ヶ月もの間

毎日毎日リクエストの恐竜を描き続け

デッサンが上達したほどです。

これら何十体もの恐竜を集めて

オリジナル恐竜図鑑も作りました。

(ついでにこのころワンピースも着たがってたな。

ピンクのやつね。希望は叶えました。)

 

それが。

 

2017年12月

4歳のある日。

 

いつも通り幼稚園に向かう車の中で

突然前のめりに、

「おかあちゃん!あれ何??」

 

彼の指さす方を見ると。

機能してるかわからないくらい古い新聞屋の窓に

大相撲巡業のポスターが。

家はテレビを置いてないので(私が見ない)

相撲にはなじみがなかっただろうと思いますが、

彼が興味津々である様子は声の調子で伝わってきました。

 

「あれはお相撲さんだよ。今度来るみたいだよ。」

「行く!!!」

 

 

チケットはとても高く感じました。

でも、この子が興味あるものには

なるべく出し惜しみしたくない。

大相撲。一見の価値はあるだろう。

 

年末を理由に奮発してその日のうちに

ファミマでチケット買った記憶があります。

 

相撲との出会い②に続く。