息子と相撲との出会い②

さてさて巡業当日。

 

大相撲観戦は私も初めてでした。

会場で配られた冊子を見て

「お相撲さんて、こんなにたくさんいるの~」

と思ったくらい、相撲に関して無知でした。

ぶつかる音や声、全てが新鮮で驚きでした。

人気の方が出てくると拍手喝采で会場が沸くんですが

そういう盛り上がりにも全くついていけず

一見さん的な孤立感をほんの少し味わったりもしました。

(もちろんとっても楽しみました!)

 

息子はというと。。

 

無言で見入ってました。

ああやって世界に入り込んでいるときって

私が話しかけたら息子が今感じている世界が

壊れてしまうような気がして何も言わなかったけれど、

 

何をどう感じていたのかなぁ。。

 

でもきっと

余計な情報の少ないこの幼児期に本物に触れる体験は

彼の心を豊かにしてくれることでしょう。

肌で感じる力はずば抜けてるかもしれないね。子どもたちは。

 

 

で。

帰ってから始まりました。

恐竜から相撲になりました。

 

「お母ちゃん、このお相撲さんの名前は?」

「部屋って何?」(おかーちゃんもよく知らんのだよ。。)

記載されているお相撲さんの名前を覚えきるまで

何日も何日も続きました。

行司さんのページまで全て知りたがりました。

おかげで私は、四股名から出身地から誕生日まで

やたらと詳しくなりました。

 

それから、取り組みの写真を母にググらせ吟味し

「お母ちゃん、これ描いて。」

も始まりました。

(恐竜のときと追求方法は変わらない。)

(当時書いたもの、そのうち載せまする。)

 

 

ところで。

大相撲にハマり始めたこのころ。

一番最初に好きになった関取の方は誰だと思いますか?

 

【ヒント】

巡業で配られた冊子の写真で唯一

「このお相撲さん笑ってる~!」

と、息子大喜びで大好きになりました。

笑顔で撮影に臨んだわけではないと思うのですがね~。