お母ちゃんとの布団相撲
初めて巡業を観てからというもの
息子はすぐに相撲にハマり
四股を踏み始めたり
横綱土俵入りの真似をし始めたり
髪を結ってとおねだりし始めたりしました。
そして。
布団の上では毎晩毎晩
お母ちゃんとの10回戦が始まりました。
「鶴竜やる!」
「じゃあお母ちゃんは〜…朝乃山!」
こんな感じでまず誰になるかを決めます。
ここから取組までの、長いこと長いこと。
まず蹲踞(そんきょ)、四股踏み、
塩まき、気合い入れ、等々を行う。
調子がいいと呼出しさんまでやっている。
(ひが〜ぁし〜〜〜、ていう人)
(このへんでもうお母ちゃんはめんどくさくなっているのだよ)
そしてズボンから出ているひもを
息子の言葉でパラパラ(さがり: まわしにつけてるパラパラしたもの)
に見立てて一本ずつ左右に分け、(細かいやつ^^;)
「はっけよ〜〜〜い。。。」
、、、アレ??
取組が全然始まりません。
この息子さん。片手は布団についているのですが、
もう片方は空中で揺らしています。(お相撲さんのように)
ぱっぱと10回戦して早く寝たい私にとっては
じれったくてしょうがない上に
一連の流れが10回も続くので
だんだんイライラもしてきます。
その上たまに「同体〜!」とか言って
物言いで審判団が出てきたりもします。
↓ ある日の審判団(我が家の場合)。
勝敗が決まると、負けた方が行司となり
買った方は懸賞金を受け取って礼をして退場。
あ〜ほんと疲れます。
しかし日々の積み重ねの甲斐あって
布団相撲でも確実に力をつけてきた息子。
場所中は朝からabemaTVで相撲観戦しているせいか
技や身のこなしも何となくそれっぽくなってきたり。
行司さんと呼出しさんの真似もセンスあるんだよなぁ。
ちなみにこの布団相撲。かれこれ1年以上続いていて
今では入眠儀式のようなものになっております。
好きこそ物の上手なれ。
(観察する力とそれを詳細に表現するこだわり。
相撲を通じていろんな力を得ているように感じます。)